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逆浸透膜浄水器について(一部”逆浸透膜浄水器”の中身と重複しています。) |
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水、浄水器一般 |
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逆浸透膜浄水器について |
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名水ドットコムでは、インターネット直接販売により、これまで日本の会社で大きなコストを占めていた店舗費用、販売員などの人件費、管理費、中間流通業者(代理店など)の費用、カタログなどの販促費をなくして大幅なコスト削減を実現しました。 他社のような見栄えのよい紙のカタログなどはありませんが、技術情報はホームページ上で十分だと考えています(むしろ他社のどのカタログよりも充実していると自負しております)。販売価格はホームページで公開提示して、値段の交渉等は行っていません。 さらにこれまでは販売数量が少なかったために単体での利益が追及されがちで値段が高くなっていましたが、名水ドットコムでは量が出ることを想定して値段を大幅に下げています。 コストダウンの効果は他の販売店の価格と比較していただければおわかりいただけると思います。ただし製品が装置物ですので、技術サービスと販売後のフォローには手を抜いていません。
基本的には大きくは変わりません。値段は販売会社によるマーケティング手法と価格設定のポリシーに拠るところが大きいでしょう。マルチ商法や訪問販売、複数の代理店を経由しての販売だと価格は当然高くならざるを得ません。逆浸透膜浄水器は個々には微妙な性能の差はありますが、どこのメーカーのものも同じようなすぐれた性能を示すはずです。 逆浸透膜浄水器の基本的な性能は逆浸透膜とプレフィルター、ポストフィルターですが、メーカーはユニットメーカーからこれらを購入しています。例えば逆浸透膜の供給は大手の DuPont, Dow, Osmonics, Koch, Hydranauticsなどに限られています。タンクや活性炭カートリッジ、化学繊維のセディメントフィルターなども、専門の会社が供給しています。 性能は水質検査計で簡単に知ることができますので、他社の逆浸透膜浄水器との性能の違いをうたっているメーカーはまずないはずです。日本で現在販売されている家庭用の逆浸透膜浄水器は海外からの輸入品が大半ですが、他社の値段が高すぎると私どもは考えています。 膜の性能は種類とメーカーにより異なります。製品により、製水量がより多いもの、不純物除去の性能に優れているもの、化学的な磨耗に対して強くて長持ちするものなどがあります。 逆浸透膜浄水器の心臓部分は逆浸透膜(メンブレーンともいいます)ですが、膜には2種類あります。TFC(Thin Film Composite)とCTA(Cellulose Triacetate)です。簡単にいうとTFCは材料がナイロンのプラスチックでCTAは紙のタイプです。一般的には、TFCの方がCTAよりも耐久性があり長持ちする、浄水量が多い、不純物除去能力が高い特徴があります。逆に化学的安定性、特に塩素に対しての耐性は、CTAの方がTFCよりもあり、価格的にもCTAの方が安価で有利です。家庭用の逆浸透膜には、通常は長持ちして交換頻度が少なくて済むTFCが使われます。
どこの膜メーカーでも仕様にはフィルターのサイズの明記はなく、参考の除去不純物のサイズのチャートが、最小0.0001ミクロンから始まっていることから、日本ではこの数字がフィルターのサイズとして一般的に使われるようになったものと思われます。しかし0.0001ミクロンだと、”水分子(0.0003ミクロン)”より小さく水分子自体を通さないことになり矛盾があります。したがって名水ドットコムでは正確を期すため”水分子(0.0003ミクロン)より少し大きな孔径”の表現を用いています。いずれにしても名水ドットコムでは膜供給メーカーでは最大手の米国のFilmtecかOsmonicsの製品を用いていますので他社のものより性能が劣るということはありません。 逆浸透膜にはそのようなタイプはありません。多分出荷形態のことだと思います。膜の製造メーカー(例えばOsmonicsやFilmtec)では必ず通水して逆浸透膜の製品の品質と性能の試験を行ないますが、逆浸透膜は完全に乾燥させてドライの状態か、保存溶液に浸して完全密閉パックされたウェットの状態で出荷されます。 コスト的にはドライの方が安い、軽量、取り付け後にリンスする必要がないのですぐ使えるなどの利点があります。逆にウェットの方は食品グレードの保存溶液に浸して出荷するために、バクテリアの発生を予防する利点がありますが、取り付けの際には、最初に溶液をリンスした水は捨てる必要があります。価格も湿式の方が高くなります。メーカーによりドライでのみ出荷するところ(例えばOsmonics)と、どちらでも対応するメーカー(例えばFilmTec)がありますが、製品が違うわけではないので、いずれも性能は同じです。名水ドットコムの逆浸透膜はウェットの状態での出荷ですので、初めて取り付ける際は最初のタンクの水は使用せずに捨てるようにして下さい。(メニューの取り付け参照) 名水ドットコムの製品の場合、プレフィルター3本の交換に半年に一回交換と仮定して年に18,400円かかります。それに3〜10年に一回、逆浸透膜とポストカーボンフィルターの交換(両者で約¥22,000)が必要です。5年に一回交換として月1,900円の費用です。 逆浸透膜浄水システムは、 1960年代にアメリカ政府がデュポンやコダックなどの企業に巨額の補助金を出して浸透技術の研究開発にあたらせて完成した技術です。 1960年代には海水の淡水化プラントで使用され、 1970年代には、漁船、客船、軍艦などのほとんどの船舶に逆浸透膜の造水装置が積載されて、水補給のための寄港が必要なくなりました。 1992年の日本のPKOカンボジア派兵の際に、隊員の飲料水の確保のために最新式の逆浸透膜浄水装置が現地に持ち込まれたことは記憶に新しいところです。 現在、このシステムが米国では家庭用の浄水器として完全に主流になっています。 また、熱帯魚の飼育ではディスカスなどの高級で水に敏感な魚の浄化水としても使用されています。
NASA向けに開発というのも、NASAがスペースシャトル用に開発というのも事実ではありません。スペースシャトル・コロンビア号に塔載も、実験用にある会社が載せたのは本当ですが、実用レベルで塔載された、あるいは宇宙飛行士の循環飲料水として使用されたという情報は確認できませんでした。 名水ドットコムの逆浸透膜浄水器は強力な2本の活性炭フィルター(逆浸透膜の前後一本ずつ)により水中の98%以上の有機化合物を除去します。代表的なものではTHM(クロロフォルム)、DBCP、リンデン(殺虫剤、除草剤)、TCE(トリクロロエチレン)、PCE(テトラクロロエチレン)、カーボンテトラクロライドクロラインなどです。これらの有機化合物のほかに下に示す汚染物質などが逆浸透膜で除去されます。除去率の数字は控えめな推定値です。 溶解金属イオン 除去率、% 溶解金属イオン 除去率、% アルミ 96-98 鉛 95-98 アンモニア 96-98 マグネシウム 93-98 ヒ素 93-97 マンガン 96-98 バクテリア 99+ 水銀 94-97 ブロマイド 90-95 ニッケル 96-98 カドミニウム 93-97 硝酸塩 90-95 カルシウム 93-98 リン酸塩 95-98 塩素 92-95 カリウム 92-96 クロム酸塩 85-98 ケイ酸塩 92-95 銅 96-98 銀 93-96 シアン化物 85-95 ナトリウム 92-98 フッ化物 92-95 硫酸塩 96-98 硬度,Ca,Mg 93-97 チオ硫酸塩 96-98 鉄 93-97 亜鉛 96-98 メンブレーン(逆浸透膜)メーカーからの参考データ。 他の活性炭、マイクロフィルター、イオン交換樹脂膜、セラミックとの一番大きな違いは、ろ過能力です。分子レベルの0.0003ミクロンより少し大きい孔のフィルター機能により、トリハロメタン、細菌、重金属、TOX(有機塩素化合物)、農薬などを確実に除去できます。海水、ウィスキー、尿までも真水に変えます。
ウイルスとバクテリアのサイズよりも逆浸透膜の径がはるかに小さいので完全に除去できます 現在問題となっている、塩素で殺すことができないクリプトスポリウム原虫も大きさが4〜5ミクロン程度ですので完全に除去します。 主に次の4つのファクターがあります。
また時間とともにプレフィルターと逆浸透膜は細かい目詰まりが生じてきますので、次第に製水量は落ちてきます。 人間が必要とするミネラルは食物から取るのが基本です。水からミネラル分をいくら取っても、体の必要量の数%にしかなりません。飲み水から一週間で摂取するミネラル量は、わずかリンゴ1個分のミネラル量よりも少ない値です。 飲み物から取りたい場合は、お茶や牛乳がすすめられます。牛乳は水の50倍程度のミネラルを含んでいます。コップ1/4の牛乳で1日分の水からのミネラル分を補給できます。 水の味は水道水の中の物質の量によります。95%の溶解ミネラルや化学物質が取り除かれた場合、逆浸透膜浄化水の味はミネラル分の少ないボトリング水、あるいは自然の湧水のような味になります。くせのないやわらかな味で日本人には合います。 理想的には水のおいしさに寄与するといわれるミネラル分だけ残せればいいのですが、体に危険なミネラル(例:重金属のカドミウムや鉛など)だけを除去しておいしさに寄与してかつ体にいいミネラル分を残すことはできません。両方除去するか、どちらも残すかの選択しかありません。逆浸透膜浄水器では両方除去します。 味だけ良くすればいいのであれば、活性炭フィルターで十分です。味と臭いを損なう塩素を除去します。
逆浸透膜浄水器は味を損なう目に見えない不純物を除去するので、飲み物の自然の味が出てきます。お茶やコーヒーの量を少なくしても以前と同程度の味が引き出せます。かなりの人がまずい水道水の代替として炭酸類、ジュース、ビールなどを飲んでいますので、逆浸透膜浄水器を使うと、多分飲む水の量も増えるでしょう。 参考までに、以下は水の用途別の使い分けについての、「夢田舎新聞の2000年Winter号」からの抜粋です。 【炊飯には、カルシウムの含有量が多い硬水は不向きです。というのも、カルシウムには植物組織を硬化させる性質が、つまり、硬水でお米を炊くとご飯がぱさぱさになってしまうというわけで、炊飯には軟水が適しています。だしを取るのにも、やはり軟水がおすすめ。昆布のグルタミン酸やかつおぶしのアミノ酸、核酸などのうま味成分は水に溶け出しやすく、抽出力の強い軟水でこそ、おいしさが引き出せます。また、たんぱく質がうまみの元になるかつおぶしや煮干の場合、そのたんぱく質とカルシウムの多い硬水を使うと、うまみがアクとなってしまうのです。 結論としては、逆浸透水はミネラルを除去した軟水なので、炊飯、緑茶、紅茶、だしに向き、硬い肉を煮込むときなどには適さない、といえそうです。コーヒーは奥が深いので、試してみるしかなさそうです。 捨て水が出るのは事実ですが、一般的には浄水リットルを取るのに5倍程度の水量が必要といわれています(注:条件により異なります)ので、大した量ではありません。一日に浄化水を20リットル取るとしても、100リットルだけです。水道料金で一日20円ですし、一ヶ月だと600円です。また捨て水には逆浸透膜を常に清潔に保ち、雑菌を繁殖させない重要な洗浄の働きがあります。
一日にそんなに使う家庭はまずないでしょうが、製水能力は製水のスピードに影響します。逆浸透膜タイプの浄水器はその機構上、浄水は非常にゆっくりしています。単純に計算して130リットル/24時間で時間当たり5.4リットルしか製水しません。製水能力は高いほうが使い勝手がよくなります。また一度に10リットル以上使う場合は、容量の大きいタンク(例38リットルなど)に変更可能です。 メーカーによって違いますが、代表的な5段階システムの場合で説明します。プレステージ(前段階)のカートリッジフィルターは6ヶ月〜12ヶ月毎に交換します。プレフィルターの交換の頻度は水質、具体的には水中の固形物の量と水の使用量に依存します。 プレフィルターは3段階のフィルターから構成され、最初が5ミクロンのセディメントカートリッジ、次が活性炭カートリッジ、3つ目が1ミクロンのセディメントフィルターです。プレフィルターの交換を怠ると、塩素によって逆浸透膜自体が損傷を受ける場合があります。 処理している水にもよりますが、逆浸透膜は通常3〜5年は持ちます。ポストフィルター(後段階活性炭フィルター)は逆浸透膜を交換するときに一緒に交換します。
非常に簡単です。本体にはフィルターの容器をあけるレンチが付いてきますので、自分で簡単に交換できます。(詳細はメンテナンス参照)
いいえ。名水ドットコムのフィルターは10インチの業界標準品を使用しており、他社からでも購入できます。もし万が一、名水ドットコムが取り扱いを中止した場合の交換部品の供給が心配でしたら、心配はご無用です。しかし、名水ドットコムはオリジナルの優れた交換部品を安い価格で提供していますので、名水ドットコムから購入されることをされることをお勧めします。 上の質問とは逆になりますが、他社の製品でも業界標準品の10インチのフィルターでしたら、名水ドットコムのものでも使用できます。
10インチ(長)のプレフィルターハウジングとそのフィルター 名水ドットコムでは、毎年交換のプレフィルター3セットを、ご家庭の負担のない適価で提供しています。米国では逆浸透膜タイプが標準タイプになっており、専門のフィルターメーカーがカートリッジを浄水器メーカーに大量に供給しているので、価格が日本の同等品と比べるとかなり割安です。 一つの目安は、逆浸透膜に堆積するミネラルや塩分の層による浄水量の減少です。もう一つは浄水のクオリティーの低下です。水の味が変わってきたら逆浸透膜の劣化を意味しますので交換が必要です。水の品質テスターを使えば膜をいつ取り替えたらいいか的確にわかります。交換膜のチェックは毎年行ってください。通常、寿命は3〜5年です。
簡単にできる方法としてはTDSメーターとカラーテスターがあります。TDSメーターはTDS(総電解物質量)の結果をppmの数字で表します。カラーテスターは、浄化前の水道水と浄水の違いを色の変化で表します。詳しくはメニューの”水質検査方法”を参照してください。 ”逆浸透膜浄水器”の中で述べましたが、特別な効能・効果はありません。塩素などの不純物が除去されたために髪や肌が傷まない、水がおいしくなる、お茶やコーヒーなどの風味が引き立つなどはありますが、その他の、 ・クラスターが小さくなる。 などの効能・効果は確認されていません。汚染が特別ひどい場合と比較すれば別でしょうが、田舎のきれいな水と比較した場合、差が出るとは思えません。 逆浸透膜浄水器は、危険物質を含む不純物を最大限除去するだけです。
タンクの内部はポリプロピレンのライナーが施されており、ブチルゴム製のダイアフラムが中に入っています。ダイアフラムの上が貯水部になるわけですが、その下部は出荷前に予め0.35kg/cm2の圧縮空気で満たされています。そのために専用蛇口を開くと、この空気圧でタンクに貯蔵された浄水が専用蛇口から出る仕組みになっています。構造上タンクの総容量が12リットルでも実際の貯水量は10リットル程度になります。貯水タンクは厳しいNSF/ANSI Standard 58の規格適合品です。 製水量は水圧、水質、水温、フィルターの詰まりなどで影響を受けますが、使用後半年程度経っている場合は、まずプレフィルターの詰まりを疑ってください。写真のように5ミクロンプレフィルターが変色していれば交換の必要があります。地下水、あるいは汚れのひどい水道水では5ミクロンのプレフィルターが一番最初に詰まり、製水量は顕著に落ちてきます。 冬場には水温が下がり製水量は落ちます。水温が10−15℃下がると製水量はおよそ20−30%低下します。 製水量が落ちるとTDS値も同時に上昇(悪化)してきます。
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水、浄水器一般 |
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最初に飲み水による発ガン性が問題になったのは、1974年でアメリカのミシシッピ川下流のニューオーリンズです。原因は最大133ppbあったクロロホルムであることがわかりました。アメリカは1980年にクロロホルムを含めた似たような4種類(トリハロメタン)の基準値を現実的に可能な100ppbに設定して、徐々に基準値を下げていくようにしました。100ppbにしても合格する水は90%だけでした。日本の水道局では長い間、この問題はひた隠しにしてきました。東京での水質検査でクロロホルムがニューオーリンズに近い90ppbという値が検出され、水道局はその後も調査を続けていましたが、データが公けになったのは大阪大学工学部が指摘してからで、日本で基準値ができたのは遅れること1988年です。 日本では有害として規制されていた物質は鉛、水銀、トリクロロエチレンなどの11項目だけでしたが、平成4年の12月に水質基準が改定され、29項目に増えました。しかしアメリカでは実に126項目の物質に対しての法規制があります。また規制に対する両国の考えた方も違います。アメリカはリスクは存在するという認識のもとに現実的にできる値をまず規制値にして、それを徐々に下げていく努力をしますが、日本は規制値以下は安全と見なす考えかたです。 行政の姿勢も大きく異なります。米国では政府の機関が飲み水には危険性があることを明言していますが、日本はあくまでも基準以内だと安全という姿勢です。 ほとんど意味のない自主規制があるのみです。詳細は”各種浄水器の比較”の中の5)家庭用浄水器に関する法的規制と6)日本浄水器協議会基準とNSF(国際衛生科学財団)基準の比較をご覧下さい。 消費者の問題も大きいと思います。勉強不足と、効果がはっきりしない商品に安易に高い金を払って購入する消費者の姿勢は改善する必要があります。高くても売れる、あるいは高いほうが売れるからメーカーは高く売るのです。商品の値段は原価積み上げ式ではありません。需要と供給により決まります。また本来あってはならない効能(薬事法違反)をうたって高く売る会社もあります。
日本では、行政と浄水器業界との間には「危険物質の存在を指摘して水道水を攻撃するような販売形態を取らない」という暗黙の決まりごとがあります。浄水器メーカーは、「水道水に含まれる発ガン性のあるトリハロメタン、その他の有害物質を取り除く」とPRしようとはしません。カタログ中で「総トリハロメタンの除去能力を高めました」程度で、トリハロメタンの危険性についての説明をしている大手のメーカーはありません。 必然的においしい水をつくることが目的になるので、塩素、カルキやかびの臭いを除去する、健康のためにミネラルを残すといううたい文句の活性炭、マイクロフィルターなどの浄水器がメインになります。大手メーカーでは営業戦略的な側面も大きいと思われます。現在売れている浄水器が一般に広まった段階で、そのリプレースをねらった高級浄水器としての販売展開を考えているかも知れません。 以前は安全だった地下水も、工場廃水、生活廃水、産業廃棄物、農薬やハイテク工場から流出した洗浄剤などの有機塩素系溶媒で河川や湖沼と同じように汚染されてきています。いまでは日本名水100選の水でも、飲み水として適さないところも少なくありません。地上の水が地下水になるのに10年以上かかるといわれますが、化学物質や農薬の規制がなかった頃の汚染物質がこれから出てくることも考えられます。 取水地、加工プロセスを明らかにしている信頼のおけるメーカーなら、まず問題はないと思われますが、名水とうたわれていた各地の名水の井戸水の多くが「飲用不適」とみなされている今、ミネラルウォーターの汚染がないという保証はありません。安全性を比較した場合は、原水の汚染の程度、品質の安定性に不安のあるミネラルウォーターよりは水道水を逆浸透膜で浄化した水の方が安全といえるでしょう。 ミネラルウォーターの一番の問題は経済性でしょう。水道水とミネラルウォーターの価格の差は約1000倍ですが、ミネラルウォーターの価格のかなりの部分は輸送費が占め、価格を大幅に下げる余地はそれほどありません。また飲み水だけでなく、料理にも使うには、もったいないような気がします。 日本のミネラルウォーターの基準では、原水に一番近いのは品名”ナチュラルミネラルウォーター”ですが、ろ過や加熱殺菌が義務付けられていますので、残念ながら水のおいしさのもとになる酸素や炭酸ガスは減少させてしまいます。ヨーロッパのものは、非加熱無殺菌の天然水の販売が認められています。いずれにしても、輸送コストがネックとなっており、水道水と比較すると1000倍以上の値段で非経済的です。
NSF International(国際衛生科学財団)は公衆衛生と環境の保護のために1944年に設立された、規格基準の開発、製品の試験、および認定サービスを行なう独立した機関です。製品とはおもに飲用水の浄化製品、瓶詰め(容器入り)飲用水、機械的な飲用水配管製品(例えば水道蛇口)などです。 飲用水の浄水に関するNSFの規格には下記の6種類があります。 NSF 42: 飲用水浄化システム − 美的感覚に関係する物質の除去(味、におい、色など)。 NSF 44: イオン交換膜水軟化 NSF 53: 飲用水浄化システム−健康(公衆衛生)に関係する汚染物質の除去 NSF 55: 紫外線微生物浄水システム NSF 58: 逆浸透膜浄水システム NSF 62: 飲用水蒸留システム 認定を受けるかどうかは任意ですが、通常、アメリカで販売されている信頼のおけるメーカーの浄水器は逆浸透膜システムはNSF58を、一般のフィルタータイプの浄水器はNSF53と42を取得しています。最低基準以上の浄水能力については、NSFでは各メーカーの公表している性能値が正確かどうか試験で確認するだけですので、能力はメーカーの公表している性能のデータシートを見る必要があります。 NSFの認可を取得するためには主に5つの要件を満たす必要があります。 1. メーカーが主張している汚染除去能力が真実である。 2. システムから害のある物質が水に入らない。 3. システムは構造的にしっかりした作りである。 4. 広告、資料、ラベルが誤解されるような内容でない 5. 材料と製造プロセスを変更しない。 |
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